協会からのお知らせ

11月27日 第51回検定(公開会場)2級の問12に関する訂正とお詫び

第51回検定(公開会場)の2級問12については、全員「正答」扱いとし、得点(2点)を与えることとします。
選択肢に不備があったためです。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。おわび申し上げます。

【内容詳細】
問12 東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉に関連して、正しい記述を①~④から一つ選びなさい。

① 既存のアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)を発展させる試みだ。
② 実現すれば、世界の人口の約半分を占める自由貿易圏となる。
③ 交渉参加国は、環太平洋パートナーシップ協定(TPP、2018年発効)より少ない。
④ 中国とインドは交渉に加わっていない。

との問題で、作成時点では選択肢②を正解としていました。
しかし、交渉から離脱したインドを除く15カ国(日本や中国、韓国、東南アジア諸国連合=ASEAN=など)が2020年11月、RCEPの協定に署名し、人口、国内総生産(GDP)ともに、世界全体の約3割を占める巨大経済圏が誕生する見通しとなりました。
こうした状況の変化を考慮し、受検者全員に「2点」を加点します。